この内容は 令和6年度 のものです。
学習指導の充実
- 授業と評価の一体化を意識しながら、授業改善に努め、主体的・対話的で深い学びのできる探究型の学習を確立することで思考力、判断力、表現力を身に付けさせるとともに、観点別学習状況の評価に則り適切な評価を行いながら、根拠ある評定付けを行う。
- 観点別学習状況の評価を深化させるために昨年度導入した二学期制を、その効果的な遂行のためにあらゆる機会をとらえて引き続き点検・改善を加える。
- ICTを適切に学習活動に取り入れ、その活用を図る。
進路指導の充実
- 新学習指導要領に基づく大学入学者選抜に向け、各教科において効果的な進路指導、受験指導の研究を推進する。
- 生徒に早期から自らの進路を意識させ、生徒ひとり一人の進路目標に向けてきめ細かく対応する。
生徒指導の充実
- いじめの早期発見と早期対応(重大事態への対応を含む)、交通安全指導や不審者対策の充実を図り、安心・安全な学習環境を整える。
- 制服検討委員会を立ち上げ、併設中学校及び本校の制服の方向性を本年度中にまとめる。
特別活動の充実
- 生徒ひとり一人が自己有用感をもつことができる機会となるよう、学級活動、生徒会活動の内容を工夫する。
- 熱中症対策を踏まえ3日間の日程とした学校祭の内容を、可能な部分から改善を加え、中高一貫教育校としてふさわしい学校祭の在り方を模索する。
特別支援教育及び教育相談の充実
- 特別な支援を要する生徒及び教育相談の必要がある生徒にかかる情報の共有化を図り、それぞれのケースに応じた適切な支援体制を構築する。
- 事案によっては、総合教育センター特別支援教育研究室、スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカー等の専門職と連携して適切に対応する。
- 特別支援教育及び教育相談に係る現職研修を実施する。
中高一貫教育校開設準備の推進と「総合的な探究の時間」の充実
- 「中高一貫開設準備委員会」を立ち上げ、既存の「総探・一貫教育プロジェクトチーム(PT)」と連携を密にし、併設中学校のハード・ソフト面を整備するとともに、本校の教育内容とのスムーズな接続を検討する。
- PTを中心に、「総合的な探究の時間」を、探究型中高一貫教育校の学習内容として適切なものにブラッシュアップする。
学校における働き方改革の推進
- 「県立学校の教育職員の業務量の適切な管理等に関する方針」(上限方針)の内容について職員が理解するとともに、時間外在校時間等の縮減に向けた取組を提案する機会を設け、実施可能な取組から実践する。
- 部活動の在り方について、教員の働き方改革の観点から見直し、国や県の施策の動向も踏まえながら、可能な改善策を実施する。なかでも顧問の委嘱が困難になっている部活動については、年度内に休部とすること等を含めて検討し、本校全体の部活動が持続可能な活動となるよう動き始める。