7月18日(木)午後、毎年この時期に実施している図書館教養講座を開催しました。
会場:西尾市岩瀬文庫
演題:「お宝満載の岩瀬文庫を探検しよう」
講師:岩瀬文庫学芸員 林 知左子さん
内容:学芸員による文庫内のガイド及び展示物・貴重書の閲覧
今年度は、重要文化財をふくむ古典籍から近代の実用書まで、幅広い分野と時代の蔵書8万冊余りを保存・公開する書物の博物館として大変有名な「西尾市岩瀬文庫」(本校から南に徒歩約15分)へ代表生徒約40名が出かけました。
 最初に、学芸員の林知左子さんから岩瀬文庫の歴史や蔵書、現在開催中の企画展「考古遺物の美と謎」等について、限られた時間の中で分かりやすく説明していただきました。
 その後、閲覧室に入り、重要文化財である『後奈良天皇宸翰般若心経』の実物や新元号の出典「梅花の歌」序文の一節が載っている『万葉集』(慶長古活字版)をはじめとする著名な書籍に直接触れるという大変貴重な経験をすることができました。
 また、林さんの説明に対する熱心な質問が多くあり、国内外の研究者が訪れる素晴らしい博物館が身近にあるということに感動している様子でした。